抄読:学校・地域におけるメンタルヘルス教育のあり方
課題の調べ物中に、メンタルヘルス教育についてのわかりやすい総説を見つけたのでメモ
2022年度から新学習指導要領に、「精神疾患の予防と回復」が追加されたようですね。
小学校5年生の体育(保健領域):不安や悩みへの対処
中学1年生の保健体育(保健分野):ステレスへの対処
高等学校保健体育(科目保健):精神疾患の予防と回復
これまでに効果が確認されているメンタルヘルスリテラシー教育プログラムには、
「精神疾患の偏見の是正に関する内容」
「援助行動を促す内容/援助希求行動」
「精神疾患の偏見の是正に関する内容」
が含まれている
メンタルヘルスリテラシー教育を実施する上での課題は、コンパクトなメッセージ(精神疾患は誰でもなりうるので、不調を感じたら必ず専門家に相談するように)のみが先行し、不必要に若者の不安や不調を煽ること
オンラインで利用可能な教材としては、
がある。
これは、オーストラリアのMindMattersやイギリスのPersonal, Social and Health Education (PSHE) Association、カナダのTeenMentalHealth.orgが開発したThe Curriculum Guideに類似するものだ。
また、思春期の若者がどのような内容でも相談可能なワンストップの相談サービスも部分的に開始されている。