読んだ本
これは留学前にレビューが良くて買ったけど、「途上国の人」を特別視しているようなタイトルに引っ掛かりを感じて、ずっと読めていなかった本。 クラスメイトとの交流もほぼなくなった今ふと目に入って、この人が「途上国の人」と特別視している理由はなんだ…
上智大学特任教授の浦元義照先生の「格差と夢 恐怖、欠乏からの解放、尊厳を持って生きる自由 国連の開発現場で体験したこと」という本を読んだ。国際社会で地位を築き弱者のために貢献してきた筆者の謙虚さに尊敬の念を深く抱いた。この本を読み、全ての人…
最近は自分の周りの人間関係のことで、自分がもっと成熟した大人だったらうまくいっただろうなということが多い。 冬季休暇に入ったこともあり、前から読みたいと思っていた「論語の学校」を読みながら心に留めておきたいものをメモしていく。 第一章 ー知者…
留学生活中、宗教と宗教への態度の違いを感じることが多かったので、浅く広く宗教を知る一冊目としてよく挙げられる本書を読んでみた。 www.chuko.co.jp 私には明確な信仰対象はないし、言うなれば「無宗教」であると思っていた。けれども、この本を読んで自…
私として生まれてきた、私としてしか生まれ得なかったこの人生において、私としてどう生きるのか何をなすのか。 小林秀雄の名評論もまた、自分とは何かを模索し思案し続けた産物であった。 質問というのは、切実でなくては行けない。社会情勢だとか政治だと…